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【材料】リフトが上昇 リッシャー氏が新CEOに就任 身売り模索の可能性も指摘される=米国株個別

 配車サービスのリフト<LYFT>が上昇。前日引け後に創業者2人が経営から退き、取締役のリッシャー氏が新CEOに就任すると発表された。リッシャー氏は2021年から同社の取締役に就任している。

 共同創業者の2名は日常業務からは退くものの、取締役会には留まる。リッシャー氏は4月17日から新CEOに就任。同氏はマイクロソフト<MSFT>のゼネラルマネジャーやアマゾン<AMZN>の製品責任者などを歴任した。

 アナリストからは「ライバルのウーバー<UBER>に対抗する運営上の課題を考えると、同社が競争面で厳しい状況に置かれていることを今回の決定は示唆している。同社は現金喪失と市場シェア低下のリスクがある中で、身売りを含む戦略的代替策を模索する可能性がある」と指摘した。

 ブルームバーグのデータによると、昨年末時点で米消費者の配車サービス利用の74%をウーバーが占め、リフトは26%に留まっているという。

(NY時間09:48)
リフト<LYFT> 10.13(+0.53 +5.47%)

MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

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