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【通貨】来週の為替相場見通し=FOMCに関心集まる

米ドル/円 <日足> Slowストキャス 「株探」多機能チャートより
 来週にかけての外国為替市場のドル円相場は、米連邦公開市場委員会(FOMC)に関心は集中しそうだ。予想レンジは1ドル=132円00~134円50銭。

 FOMCは21~22日に開催される。今月初旬にかけては0.5%の利上げ観測があり、中旬以降は米国を中心にした金融システム不安の台頭を受け利上げ見送りの見方も浮上した。しかし、いまのところ市場では0.25%利上げを予想する声が多い。特に、今回は政策金利見通し(ドットチャート)なども発表されることから、その内容が注目されそうだ。金融システム不安が台頭するなか、米連邦準備制度理事会(FRB)の舵取りは難しさを増しており、パウエル議長の発言も相場を左右しそうだ。もちろん、金融システム絡みの新たな動向は高い関心を集めよう。

 また、海外では21日にドイツ3月ZEW景況感指数、米2月中古住宅販売件数が発表され、23日に英金融政策委員会が開催される。24日に米3月S&Pグローバル米製造業PMIが発表される。国内では20日に3月開催分の日銀金融政策決定会合の「主な意見」が公表される。21日は春分の日で休場。24日に2月消費者物価指数(CPI)が発表される。



出所:MINKABU PRESS

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