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【材料】レナーが決算受け上昇 底堅い見通しを示す=米国株個別

 住宅建設のレナー<LEN>が上昇。前日引け後に12-2月期決算(第1四半期)を発表し、1株利益、売上高とも予想を上回ったほか、第2四半期の見通しも新規受注、引き渡し件数、住宅粗利益率とも予想を上回った。通期の引き渡し件数も従来見通しから上方修正している。

 住宅建設業者は値引きで売り上げを確保する中、バランスを取るのが難しく、同社も第1四半期の住宅粗利益率は前年から大きく低下したが、予想は上回っている。

 声明では「第1四半期は販売ペース維持という明確な戦略に沿って、以前発表したガイダンスの上限を上回った。明らかに金利上昇の影響を受けているが、住宅在庫は著しく不足しており、価格と金利のバランスを調整しながらも需要はある」と述べた。

(12-2月・第1四半期)
・1株利益(調整後):2.12ドル(予想:1.55ドル)
・売上高:64.9億ドル(予想:59.9億ドル)
・住宅粗利益率(調整後):21.2%(予想:20.9%)
・新規受注:1万1494件(予想:1万2687件)
・新築住宅引き渡し:+9%

(3-5月・第2四半期見通し)
・新規受注:1万6000~1万7000件(予想:1万5881件)
・引き渡し予想:1万5000~1万6000件(予想:1万4100件)
・住宅粗利益率(調整後):21.0~21.5%(予想:20.9%)

(通期見通し)
・引き渡し予想:6万2000~6万6000件(従来:6万0000~6万5000件)(予想:6万0200件)

(NY時間09:51)
レナー<LEN> 103.41(+2.64 +2.62%)

MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

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