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【通貨】外為サマリー:133円台前半で推移、米大幅利上げ観測後退が重荷

米ドル/円 <5分足> 「株探」多機能チャートより
 14日の東京外国為替市場のドル円相場は、午前10時時点で1ドル=133円24銭前後と前日の午後5時時点に比べて1円20銭強のドル安・円高となっている。

 13日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=133円21銭前後と前週末に比べて1円80銭強のドル安・円高で取引を終えた。米銀の相次ぐ経営破綻で金融システム不安が広がるなか、一時132円29銭と約1カ月ぶりのドル安・円高水準をつけた。

 米金融当局が12日に破綻した銀行について預金を全額保護すると発表したことなどから市場では安堵の声も聞かれるが、疑心は払しょくされていないことから東京市場でドル円相場の戻りは限定的。米連邦準備理事会(FRB)による大幅利上げ観測が後退していることがドルの重荷となっており、133円台前半での推移となっている。

 ユーロは対ドルで1ユーロ=1.0719ドル前後と前日の午後5時時点に比べて0.0006ドル程度のユーロ安・ドル高。対円では1ユーロ=142円82銭前後と同1円40銭強のユーロ安・円高で推移している。

出所:MINKABU PRESS

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