【特集】個人投資家・有限亭玉介:話題株や材料株に資金集中!?強気なチャートに注目中【FISCOソーシャルレポーター】
日経平均 <日足> 「株探」多機能チャートより
以下は、フィスコソーシャルレポーターの個人投資家「有限亭玉介」氏(ブログ:儲かる株情報「猫旦那のお株は天井知らず」)が執筆したコメントです。フィスコでは、情報を積極的に発信する個人の方と連携し、より多様な情報を投資家の皆様に向けて発信することに努めております。
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※2023年3月6日11時に執筆
株&猫ブログ「儲かる株情報『猫旦那のお株は天井知らず』」を執筆しております、有限亭玉介と申します。
インフレの制御に苦労している米国は中国の偵察気球の問題などもあり、外部環境としてはいつ何が起こるかわからない不安感があります。ただ、日本国内の最大の懸念点であった日銀総裁の人事は、相応に良い着地をしたのではと、あたくしは思いますねぇ。
3月9日・10日が黒田総裁にとって最後の日銀政策決定会合となります。総裁を引き継ぐ植田氏には、アベノミクスの時のような高揚の再現を願ってやみません。。まぁ爪の先程でもいいのでキシダノミクスに光明とでも言いましょうか。これほど日本で株式投資が身近に普及した事を考えると、安倍元総理と黒田総裁の功績は大きいものでした。
さて、日本の相場に関しては地合いが特に悪いわけでもなく、日経平均27000円台の底堅い推移が続いております。日経平均が25日・75日・200日線をはっきりと上抜けば強気のスタンスに切り替えたいところですが、米国の金利上昇リスクを考えると過度な強気は禁物です。ハイテク・グロース株よりバリュー株で、慎重に銘柄選定しておりますよ。
今後は東証の「PBR1倍割れの企業に対する指導」もあり、PBR1倍割れしている銘柄へ増配や自社株買いなどの期待が高まりそうですな。ただ、慎重ムードの中でも、チャートが強く材料性のある銘柄の底堅さは目立ちます。そういった銘柄に今回は目を向けて参りましょう。
AIを活用した業務効率化やDXなどを手掛けるヘッドウォータース<4011>は、長い保ち合いから直近で一気に下値を切り上げております。日本マイクロソフトの提供する「Azure OpenAI Service」に同社の製品が対応したとの発表が好感されました。やはりChatGPT関連のインパクトはすさまじいですねぇ。
AIソフト開発から半導体関連でも思惑があるティアンドエス<4055>は、日の丸半導体のラピダス関連としても思惑があります。主要顧客にキオクシアを抱えており、23年11月期も7期連続で過去最高益を更新する見通しです。昨今のAIブームもあり、AI関連で好材料が出る可能性があるか注視しております。
ファブレスの半導体ベンダーであるソシオネクスト<6526>は、昨年11月にこちらの記事で紹介後から見事に上場来高値を記録しました。想定為替レートより円安となった事に加えて、新製品の売上も好調な模様。株価10000円の大台を目指すか監視中です。
こちらも11月にご紹介しましたシキノハイテック<6614>です。パワー半導体の設計に強みを持ち、23年3月期も過去最高益予想となっております。マイナンバーカードの健康保険証の受付機器で、同社のカメラモジュールが採用された事も材料視されましたな。
IT技術者派遣などを展開するBエンジニア<7352>は、リスキリング関連やChatGPT関連としても物色されております。同社のITエンジニア向けの独立支援サービス「Midworks」にChatGPTと同じ言語モデル「GPT-3」を活用した概念実証を始めたと発表後、動意しました。ここから下値を切り上げるか監視中です。
最後はITインフラやサーバーを提供するスターティアHD<3393>です。直近では子会社のクラウドサーカスがPowerPointファイルでウェブサイトを手軽に作成できるツールの提供開始を発表すると好感されました。3月に入り昨年来高値を更新しております。
さて、ちょっとお話が長くなりましたが、あたくしのブログではそんな「今強含んでいる個別株・テーマ株」を紹介しています。お暇があれば覗いてみてやってください。愛猫「アル」と共にお待ち申し上げております。
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執筆者名:有限亭玉介
ブログ名:猫旦那のお株は天井知らず
《TY》
提供:フィスコ