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【材料】<注目銘柄>=SREHD、10~12月期大幅減益も過度の警戒は不要

SREHD <日足> 「株探」多機能チャートより
 SREホールディングス<2980>は、10~12月期営業利益が大幅減益となったことで調整していたが、調整一巡から本格反騰の兆しをみせている。

 同社はAIクラウド&コンサルティング事業と不動産テック事業が2本柱。10~12月期の連結営業利益が前年同期比53.2%減となったが、オペレーションを意図的に変えたことによる一時的な要因であり、想定通りの減益といえる。

 足もとでは、AIクラウド&コンサルティング事業で、前期からの先行投資の効果が表れているほか、一部クラウドソリューション利用料の引き上げにより収益力向上の見込み。また、不動産テック事業もスマートプロパティ事業の伸長が見込まれる。1~3月期以降は上期までに見られたような通常通りの成長トレンドが期待できる。

 会社側では、23年3月期通期の営業利益は16億5000万円(前期比18.5%増)を予想するが、17億円台へ上振れるとの見方が多い。来期は同26億円以上を見込む調査機関もある。(仁)

出所:MINKABU PRESS

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