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【通貨】NY外為:ドル続伸、メスター・クリーブランド連銀総裁はインフレリスク上向きと指摘

米ドル/円 <日足> 「株探」多機能チャートより

NY外為市場でドルは続伸した。朝方発表された1月PCEコアデフレーターが鈍化予想に反し伸びが拡大、さらに新築住宅販売やミシガン大消費者信頼感指数も予想を上回ったため米連邦準備制度理事会(FRB)の利上げ長期化観測が強まった。

クリーブランド連銀のメスター総裁はPCEの結果を受けて、「FRBが若干さらに行動が必要であることを示唆した」との見解を示した。また、インフレリスクは上方に傾斜していると指摘。過小な利上げコストは、過剰な利上げコストを上回ると、積極的な利上げを推奨した。

ドルは続伸。ドル・円は135円59銭から136円46銭まで上昇後も136円30銭前後で年初来高値圏で推移した。ユーロ・ドルは1.0574ドルから1.0536ドルまで下落し1月6日来の安値を更新。ポンド・ドルは1.1987ドルから1.1929ドルまで下落した。

《KY》

 提供:フィスコ

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