【通貨】外為サマリー:利益確定のドル売り・円買いで一時132円60銭台に伸び悩む
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14日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=133円16銭前後と前日に比べて70銭強のドル高・円安で取引を終えた。この日に発表された米1月消費者物価指数(CPI)で前年同月比の上昇率が市場予想を上回り、米金融引き締めの長期化観測が強まったことから133円32銭まで上伸する場面があった。
ただ、ドル円相場は1月上旬以来の高値水準とあって、この日の東京市場では利益確定のドル売り・円買いが出やすい状況。今晩に米1月小売売上高や米1月鉱工業生産、2月ニューヨーク連銀製造業景気指数などが相次いで発表される予定であることも上値の重さにつながり、午前9時50分過ぎには一時132円65銭まで伸び悩んだ。
ユーロは対ドルで1ユーロ=1.0738ドル前後と前日の午後5時時点に比べて0.0006ドル程度のユーロ高・ドル安。対円では1ユーロ=142円51銭前後と同80銭弱のユーロ高・円安で推移している。
出所:MINKABU PRESS