【通貨】NY外為:ドル買い再開、バーキン米リッチモンド連銀総裁が追加利上げ示唆
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NY外為市場ではバーキン米リッチモンド連銀総裁のタカ派発言を受けてドル買いが再開した。
朝方発表された1月消費者物価指数(CPI)はインフレの鈍化基調継続を示したためドル売りが優勢に推移。その後、リッチモンド連銀のバーキン総裁はブルーンバーグTVとのインタビューで、「インフレが目標値達成するには時間がかかる」とし、リスクは経済よりもインフレだ、と強調。雇用統計が「想定以上にかなり強かった」との判断で、「もし、インフレが目標値を上回る水準で持続したら、さらなる措置を強いられる可能性」を指摘したためドル買いが再開。
ドル・円は133円13銭まで上昇し1月6日来の高値を更新。ユーロ・ドルは1.0750-55ドルで伸び悩んだ。
《KY》
提供:フィスコ