【市況】NY連銀調査 米消費者の1年先のインフレ期待は21年7月以来の低水準
NY連銀による1月の米消費者インフレ期待調査によると、1年先のインフレ期待は4.95%と、前月の4.99%からほとんど変わらず、2021年7月以来の低水準となった。一方、3年先までの期待値は2.99%から2.71%に低下し、2020年10月以来の低水準となっている。
家計所得の予想伸び率は1.3ポイント低下して3.3%となり、この項目の発表から約10年で1カ月間の低下率が最大となった。家計支出の予想伸び率は5.87%から5.73%に低下し、2022年1月以来の低水準となった。
今後1年間で消費者はガソリン価格が5.15%上昇、食料価格が9.02%上昇、医療費が9.73%上昇、大学教育費が9.29%上昇、家賃が9.62%上昇すると予想している。
一方、今後3カ月間に最低限必要な負債を支払うことができないと予想する消費者の割合が前月の11.44%から12.12%に増加した。
出所:MINKABU PRESS
家計所得の予想伸び率は1.3ポイント低下して3.3%となり、この項目の発表から約10年で1カ月間の低下率が最大となった。家計支出の予想伸び率は5.87%から5.73%に低下し、2022年1月以来の低水準となった。
今後1年間で消費者はガソリン価格が5.15%上昇、食料価格が9.02%上昇、医療費が9.73%上昇、大学教育費が9.29%上昇、家賃が9.62%上昇すると予想している。
一方、今後3カ月間に最低限必要な負債を支払うことができないと予想する消費者の割合が前月の11.44%から12.12%に増加した。
出所:MINKABU PRESS