【特集】「総合商社」が15位にランク、足もと業績好調で三井物の今期純利益は初の1兆円超えへ<注目テーマ>
TOPIX <日足> 「株探」多機能チャートより
1 監視カメラ
2 人工知能
3 パワー半導体
4 半導体
5 チャットボット
6 TOPIXコア30
7 防衛
8 回転寿司
9 鉄鋼
10 インド関連
みんかぶと株探が集計する「人気テーマランキング」で、「総合商社」が15位となっている。
総合商社の足もと業績が好調だ。資源価格の上昇を受けた利益拡大が続いており、3日には三井物産<8031>が23年3月期通期の連結純利益予想(国際会計基準)を従来の9800億円から1兆800億円(前期比18.1%増)に引き上げ、初めて1兆円を超える見通しを明らかにした。
また、豪州原料炭事業や鉄鋼製品事業などが堅調に推移している丸紅<8002>は23年3月期通期の連結純利益予想を従来の5100億円から5300億円(同24.9%増)に、三菱商事<8058>も23年3月期通期の連結純利益予想を従来の1兆300億円から1兆1500億円(同22.7%増)に上方修正している。
その他の大手4社は通期見通しを据え置いたものの、第3四半期累計(22年4~12月)時点での進捗率は、双日<2768>が98.8%、伊藤忠商事<8001>が85.3%、豊田通商<8015>が87.2%、住友商事<8053>が84.4%といずれも高水準となっている。
出所:MINKABU PRESS