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【市況】アジア株 香港株は0.6%高、基準金利引き上げも過度な懸念は後退 米利上げサイクル終了近いとの見方

アジア株 香港株は0.6%高、基準金利引き上げも過度な懸念は後退 米利上げサイクル終了近いとの見方

東京時間11:02現在
香港ハンセン指数   22220.20(+148.02 +0.67%)
中国上海総合指数  3273.04(-11.88 -0.36%)
台湾加権指数     15511.91(+91.78 +0.60%)
韓国総合株価指数  2461.42(+11.62 +0.47%)
豪ASX200指数    7526.90(+25.24 +0.34%)

アジア株は上海を除いて上昇。前日のナスダック大幅高が好感されており、ハイテク関連が総じて上昇している。
台湾市場では半導体関連がほぼ全面高。華邦電子は5.4%高、創意電子は3.8%高、聯発科技は3.3%高、TSMCは1.9%高。
韓国市場ではネイバーが3.1%高、サムスン電子とSKハイニックスが2.4%高。

香港株は続伸。バイドゥやシャオミ、レノボなどハイテク関連が総じて上昇している。一方、中国海外発展やCG SERVICESなど不動産株の一角は下落。招商銀行など金融株も売られいる。

香港金融管理局は基準金利を4.75%から5.00%に引き上げた。香港は米ドルとのペッグ制を採用しているため金融政策を米国に連動させている。金利引き上げが嫌気されているものの、米国の利上げサイクル終了が近いとの見方が広まっていることから、過度な懸念は後退している。

上海株は反落。高値警戒感や春節消費回復など好材料出尽くし感から、売り優勢となっている。

出所:MINKABU PRESS

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