【通貨】外為サマリー:仲値にかけて円買い強まり一時129円80銭台に軟化
![](/images/newsimg/n202302010362-01.jpg)
1月31日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=130円09銭前後と前日に比べて30銭程度のドル安・円高で取引を終えた。22年10~12月期の米雇用コスト指数の伸び率が前期から鈍化したことで、米利上げの長期化観測が後退するとともにドルが売られ、一時129円75銭まで軟化した。
日本時間2日未明に公表される米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果やパウエル米連邦準備理事会(FRB)議長の会見を前に一方向には持ち高を傾けにくく、この日の東京市場のドル円相場は模様眺めムード。こうしたなか、仲値(午前9時55分頃に決まる金融機関が外国為替取引をする際の基準となるレート)に向けて円買いが強まり、午前9時50分ごろには129円85銭をつける場面があった。
ユーロは対ドルで1ユーロ=1.0862ドル前後と前日の午後5時時点に比べて0.0020ドル弱のユーロ高・ドル安。対円では1ユーロ=141円13銭前後と同横ばいで推移している。
出所:MINKABU PRESS