【特集】10万円以下で買える、連続増益&低PBR 21社【スタンダード】編 <割安株特集>
KIMOTO <日足> 「株探」多機能チャートより
少額資金で投資できる銘柄に対する個人投資家の関心は高い。ネット証券では顧客開拓のため、約定金額が低い取引の手数料を重点的に引き下げる傾向にあり、投資家は手数料を気にせずに売買が可能となっている。最低投資金額(株価×売買単位)が低位の銘柄は、同じ予算でも高株価の銘柄に比べ株数を多く購入できるほか、買い付けや売却の時期を分散できるなどのメリットがある。ただ、業績低迷が続いている企業も数多くあることには留意したい。
東証スタンダード上場企業では791銘柄が最低投資金額10万円以下で購入できる。今回は直近の業績予想で経常利益が2期以上連続で増加を見込み、割安を見分ける基準となるPBR(株価純資産倍率)が1倍以下の銘柄に注目してみた。
下表は東証スタンダード上場銘柄を対象に、(1)最低投資金額が10万円以下、(2)時価総額100億円以上、(3)今期の経常利益が2期以上連続で増加を見込む、(4)PBRが0.8倍以下――――を条件に投資妙味が高まる21社を選び出し、最低投資金額の低い順に記した。(※最低投資金額、PBRは20日現在)
20日(金)に配信した「10万円以下で買える、連続増益&低PBR【プライム】編」も併せてご覧ください。
最低投資 ┌経常利益┐ 増益
コード 銘柄 金額 増益率 今期 連続期数 PBR
<9980> MRKHLD 10900 4.0 760 2 0.79
<7908> KIMOTO 22400 28.8 1050 2 0.55
<8118> キング 48800 4.7 760 2 0.39
<7315> IJTT 50900 17.7 5000 2 0.30
<1914> 日基技 51000 3.8 1000 2 0.50
<6023> ダイハツデ 51500 27.7 3200 2 0.37
<8844> コスモスイニ 51800 14.9 3000 2 0.48
<9845> パーカー 53500 14.2 3500 2 0.37
<7871> フクビ 56000 0.9 1640 2 0.34
<1960> サンテック 61300 64.3 800 2 0.33
<3361> トーエル 73000 0.2 2180 3 0.80
<6566> 要興業 75500 20.3 1571 3 0.71
<9368> キムラユニテ 77200 3.5 3800 5 0.53
<5984> 兼房 78000 7.8 2070 2 0.40
<3447> 信和 79300 2.8 2120 2 0.72
<6357> 三精テクノロ 80200 6.4 2000 2 0.44
<3951> 朝日印刷 86000 1.1 2550 3 0.59
<9268> オプティマス 88600 0.9 3100 3 0.78
<9686> 東洋テク 94100 0.6 900 2 0.47
<8931> 和田興産 96800 10.7 3500 2 0.37
<7539> アイナボHD 99500 11.2 2410 3 0.50
※単位は最低投資金額が円、経常利益が百万円、増益率が%、PBRが倍。
※今期最終赤字、無配の企業は除いた。
株探ニュース