【材料】モデルナが反発 RSVワクチン候補の臨床試験で高い効果を示す=米国株個別
モデルナ<MRNA>が反発。前日引け後に同社の呼吸器合胞体ウイルス(RSV)ワクチン候補が臨床試験(第3フェーズ)で、高齢者のRSV感染症予防に高い効果を示したと発表した。新型ウイルス関連以外で同社初の当局承認に道が開けた。
同ワクチン接種により軽度のRSV感染では約84%、重度感染では82%の発症予防効果が見られた。60歳以上の治験ボランティア約3万7000人を対象にした同試験はなおデータ収集が続いており、後日結果を公表するとしている。
今回の結果、高齢者を対象とするRSVワクチン市場は三つどもえの競争になる可能性が出てきた。競合するGSKとファイザーは既に昨年、高齢者を対象にした同ワクチンの試験で成功を収めており、モデルナは数カ月後れている。
(NY時間10:18)
モデルナ<MRNA> 204.42(+13.73 +7.20%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
同ワクチン接種により軽度のRSV感染では約84%、重度感染では82%の発症予防効果が見られた。60歳以上の治験ボランティア約3万7000人を対象にした同試験はなおデータ収集が続いており、後日結果を公表するとしている。
今回の結果、高齢者を対象とするRSVワクチン市場は三つどもえの競争になる可能性が出てきた。競合するGSKとファイザーは既に昨年、高齢者を対象にした同ワクチンの試験で成功を収めており、モデルナは数カ月後れている。
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MINKABU PRESS編集部 野沢卓美