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【材料】PCと最終消費の弱体化で半導体のガイダンスはさらに下方修正の可能性も=米国株個別

 PC、携帯および最終消費者向け市場の低迷が今年も継続することが予想されることから、今回の決算シーズンでの半導体株のガイダンスはさらに下方修正される可能性があるとの指摘が出ている。産業用およびデータセンター向けは回復力がありそうだが、最終的にエンドマーケットは調整されると見ており、フィラデルフィア半導体指数(SOX)は今年上半期に底値を試すと予想している。

 マイクロン<MU>、AMD<AMD>、オンセミ<ON>、グローバルファンドリーズ<GFS>など一部の銘柄については低迷から脱しつつあるとして楽観的に見ているものの、インテル<INTC>とクアルコム<QCOM>については、「ネガティブ・カタリスト・ウォッチ」を開始するとしている。

 なお、マイクロチップ<MCHP>の目標株価を62ドルから 74ドルに、テキサス・インスツルメンツ<TXN>を155ドルから175ドルにそれぞれ引き上げている。

17日終値
マイクロン<MU> 56.85(-0.08 -0.14%)
AMD<AMD> 71.59(+0.59 +0.83%)
オン・セミ<ON> 65.87(+0.72 +1.11%)
グローバル・ファウンドリーズ<GFS> 59.04(-0.10 -0.17%)
インテル<INTC> 29.60(-0.51 -1.69%)
クアルコム<QCOM> 120.28(+0.04 +0.03%)
マイクロチップ<MCHP> 74.49(-0.43 -0.57%)
テキサス・インスツルメンツ<TXN> 175.40(-3.61 -2.02%)

MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

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