【通貨】外為サマリー:一時128円90銭台に上昇、日銀会合の結果発表を控えドル買い戻し
米ドル/円 <5分足> 「株探」多機能チャートより
17日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=128円12銭前後と前日に比べて45銭程度のドル安・円高で取引を終えた。日銀の更なる政策修正の思惑に加え、1月のニューヨーク連銀製造業景気指数が下振れしたことで、一時127円99銭まで軟化した。
ただ、日銀金融政策決定会合の結果発表を控えて持ち高を一方向には傾けにくく、この日の東京市場のドル円相場はドルの買い戻しで堅調な展開。一部で金融政策の現状維持を見込んだ向きのドル買い・円売りが出ているとみられるほか、日経平均株価の上昇を手掛かりとしたリスク選好的なドル買い・円売りもあって、午前9時50分過ぎには128円90銭台をつける場面があった。
ユーロは対ドルで1ユーロ=1.0784ドル前後と前日の午後5時時点に比べて0.0040ドル強のユーロ安・ドル高。対円では1ユーロ=138円95銭前後と同40銭強のユーロ安・円高で推移している。
出所:MINKABU PRESS