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【市況】アジア株 上海株は0.7%高、香港株は半年ぶり高値 中国景気回復期待続く 春節マカオの主要カジノホテルは満室

アジア株 上海株は0.7%高、香港株は半年ぶり高値 中国景気回復期待続く 春節マカオの主要カジノホテルは満室

東京時間11:03現在
香港ハンセン指数   21864.22(+125.56 +0.58%)
中国上海総合指数  3217.71(+22.76 +0.72%)
台湾加権指数     14919.96(+95.83 +0.65%)
韓国総合株価指数  2406.36(+20.27 +0.85%)
豪ASX200指数    7387.00(+58.90 +0.80%)

アジア株は上昇、先週末の米株高を好感して買い優勢で始まった。中国景気回復期待の買いも続いている。21日からの春節大型連休には延べ21億人の人が移動するとされている。また、景気支援策も好感されている。中国政府は中小企業の安定的な成長を支援するため、計15項目の支援策を発表した。

ただ、一方で感染拡大への警戒感は高まっている。特に帰省で高齢者への感染が不安視されている。
中国国家衛生健康委員会は先週末、昨年12月から今年1月12日まで5万9938人がコロナ感染により死亡したと発表した。ただ、死者数は公式よりもはるかに多いとされており、WHOは中国に対し、さらなるデータの提供を求めている。

上海株は0.72%高、医療品やハイテク関連の上げが目立つ。春節連休中の消費拡大期待から、食品や小売、レジャー、アパレル関連が総じて上昇している。

香港株は約半年ぶり高値をつけている。新世界発展や恒隆地産、中国海外発展など不動産株が総じて上昇している。春節の週にマカオの主要カジノのホテル予約が満室になったとの報告を受け、カジノ関連も買われている。カジノ運営会社のサンズチャイナは2.9%高、ギャラクシーエンターテイメントは1.7%高。

出所:MINKABU PRESS

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