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【通貨】外為サマリー:一時128円60銭台に軟化、約7カ月ぶりのドル安・円高水準

米ドル/円 <5分足> 「株探」多機能チャートより
 13日の東京外国為替市場のドル円相場は、午前10時時点で1ドル=129円22銭前後と前日の午後5時時点に比べて2円40銭弱のドル安・円高となっている。

 12日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=129円25銭前後と前日に比べて3円20銭程度のドル安・円高で取引を終えた。この日に発表された米12月消費者物価指数(CPI)の伸び率が前月から縮小したことで、米利上げペースが緩まるとの見方が強まり、一時128円87銭までドル安・円高が進んだ。

 米インフレの鈍化に加え、日銀の更なる政策修正への思惑もあって、この日の東京市場でもドル売り・円買いが優勢。きょうは週末の実質ゴトー日(5のつく日と10のつく日)となるが国内輸入企業のドル買い・円売りは目立っておらず、午前9時20分過ぎには128円64銭と約7カ月ぶりのドル安・円高水準をつける場面があった。

 ユーロは対ドルで1ユーロ=1.0853ドル前後と前日の午後5時時点に比べて0.0090ドル程度のユーロ高・ドル安。対円では1ユーロ=140円23銭前後と同1円40銭程度のユーロ安・円高で推移している。

出所:MINKABU PRESS

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