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【特集】サークレイス Research Memo(6):新株式発行による資金調達で現金及び預金が大幅増加

サークレイス <日足> 「株探」多機能チャートより

■業績動向

サークレイス<5029>は、2022年4月に東京証券取引所グロース市場上場にあたり新株式発行を決議し、払込を完了した。また、5月には大和証券グループ本社<8601>が行う同社を割当先とする第三者割当増資による新株式発行を決議し、払込を完了した。これらにより、資本金及び資本剰余金がそれぞれ285百万円増加し、現金及び預金も740百万円と前期末の289百万円より155.3%と大幅に増加した。長期借入金は99百万円(前期末比22.1%減)となり着実に財務基盤を強化している。なお、現金及び預金が2023年3月期第1四半期と比較して82百万円減少しているが、これは期初から計画していた本社移転と借入金返済が主な要因である。固定資産は本社移転により100百万円増加しており四半期会計期間(2023年7月-9月)で大きく変動はしているものの、これについても前期末からの計画どおりである。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 中山博詞)

《SI》

 提供:フィスコ

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