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【通貨】外為サマリー:一時132円70銭近辺に上昇、実質ゴトー日でドル需要を意識

 23日の東京外国為替市場のドル円相場は、午前10時時点で1ドル=132円58銭前後と前日の午後5時時点に比べて60銭強のドル高・円安となっている。

 22日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=132円35銭前後と前日に比べて10銭程度のドル安・円高で取引を終えた。堅調な米経済指標を手掛かりに一時132円70銭台に上昇したが、米景気の減速懸念は根強く失速した。

 この日の東京市場のドル円相場は132円台前半でスタート。総務省が朝方発表した11月の消費者物価指数(CPI)は変動の大きい生鮮食品を除く総合指数が前年同期比で3.7%上昇したが、市場予想通りだったことから相場の反応は限定的だった。ただ、きょうは週末の実質ゴトー日(5のつく日と10のつく日)で国内輸入企業のドル買い・円売りが意識されやすいほか、米長期金利の上昇もドルの支援材料となり、午前9時50分過ぎには132円70銭近辺まで上伸する場面があった。

 ユーロは対ドルで1ユーロ=1.0589ドル前後と前日の午後5時時点に比べて0.0050ドル弱のユーロ安・ドル高。対円では1ユーロ=140円38銭前後と同ほぼ横ばいで推移している。

出所:MINKABU PRESS

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