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【通貨】外為サマリー:ドル高・円安が進んだ反動で一時137円40銭台に伸び悩む

米ドル/円 <5分足> 「株探」多機能チャートより
 16日の東京外国為替市場のドル円相場は、午前10時時点で1ドル=137円56銭前後と前日の午後5時時点に比べて1円70銭程度のドル高・円安となっている。

 15日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=137円78銭前後と前日に比べて2円30銭程度のドル高・円安で取引を終えた。米景気の悪化懸念などから米主要株価指数が大きく下落するなか、流動性の高いドルが買われ一時138円17銭まで上伸した。

 また、米連邦準備理事会(FRB)や欧州中央銀行(ECB)がタカ派的な姿勢をみせていることで、日本との金融政策の方向性の違いから円が売られやすくなっている面もある。ただ、この日の東京市場では、前日の海外市場で対ドルや対ユーロで円安が進んだ反動も出ており、午前9時40分ごろには137円40銭台に伸び悩む場面があった。

 ユーロは対ドルで1ユーロ=1.0641ドル前後と前日の午後5時時点に比べて横ばい。対円では1ユーロ=146円38銭前後と同1円80銭強のユーロ高・円安で推移している。

出所:MINKABU PRESS

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