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【市況】米景気後退、入るかどうかよりもいつかが問題=米国株

NY株式8日(NY時間09:58)
ダウ平均   33824.67(+226.75 +0.67%)
ナスダック   11034.11(+75.56 +0.69%)
CME日経平均先物 27560(大証終比:+70 +0.25%)

 きょうのNY株式市場は買戻しの動きが優勢となっており、ダウ平均も今週の急落を取り戻す動きが出ている。ただ、来週の米消費者物価指数(CPI)やFOMCを巡って様子見気分が強く、積極的な動きまでは見られていない状態。

 市場では米国のリセッション(景気後退)入りへの懸念が高まっているが、市場からは、景気後退に入るかどうかよりも、いつ入るかが問題だとの指摘も出ている。ここ数週間、多くの市場関係者がソフトランディングの可能性を示唆しているが、このシナリオが実現する可能性は高くないという。

 景気の底堅さが金利上昇をより長く支えることが予想され、米国におけるテクニカル的な景気後退は2023年後半になる可能性が高いとしている。金融政策とそれが経済に与える影響に時間差があるためで、今年行われたFRBの決定の代償を、米経済はまだ払っていない可能性が高いという。

アップル<AAPL> 142.22(+1.28 +0.91%)
マイクロソフト<MSFT> 245.63(+1.26 +0.51%)
アマゾン<AMZN> 89.79(+1.33 +1.50%)
アルファベットC<GOOG> 94.87(-0.29 -0.30%)
テスラ<TSLA> 171.87(-2.17 -1.25%)
メタ・プラットフォームズ<META> 116.12(+2.19 +1.92%)
AMD<AMD> 69.79(-0.35 -0.50%)
エヌビディア<NVDA> 162.73(+1.53 +0.95%)

MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

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