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【市況】アジア株 香港株は後場に入り急伸、上海株は下げ帳消し 中国当局が来年の成長率目標を強気の「5.0%」前後に

アジア株 香港株は後場に入り急伸、上海株は下げ帳消し 中国当局が来年の成長率目標を強気の「5.0%」前後に

東京時間14:15現在
香港ハンセン指数   19686.30(+245.12 +1.31%)
中国上海総合指数  3215.58(+2.96 +0.09%)
台湾加権指数     14691.12(-37.76 -0.26%)
韓国総合株価指数  2390.99(-2.17 -0.09%)
豪ASX200指数    7229.40(-61.87 -0.85%)
インドSENSEX30種  62717.51(+91.15 +0.15%)

アジア株はまちまち。

豪州株は1週間ぶり安値、NY原油安を嫌気してサントスやウォーリーなどエネルギー関連が総じて下落している。韓国や台湾も下落、米株大幅続落を懸念した売りが続いている。

香港株は後場に入り上げ幅を拡大、上海株は下げを帳消しにしている。

中国政府が2023年度の経済成長率目標を強気の「5.0%前後」に設定することを検討していると関係者の話としてブルームバーグが報じている。成長率目標を高い水準に設定するということは、中国政府がさらなるコロナ規制の緩和に加え、景気下支え策を講じる可能性が高い。また、中国当局がきょうにも、さらなるコロナ規制緩和を発表するとの報道も好感されている。関係者によると、一部感染者の自宅隔離が許可されるもよう。

香港市場では、サンズチャイナやギャラクシーエンターテイメントなどカジノ関連の上げが目立つ。中国のコロナ政策に従い、マカオ政府も段階的にコロナ規制を緩和すると発表した。そのほか、医療品や消費者サービス、自動車関連の一角も買われている。
一方、碧桂園控股や龍湖集団など不動産株は下落している。

出所:MINKABU PRESS

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