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【通貨】外為サマリー:米利上げペース鈍化が意識され136円台後半に軟化

米ドル/円 <5分足> 「株探」多機能チャートより
 1日の東京外国為替市場のドル円相場は、午前10時時点で1ドル=136円80銭前後と前日の午後5時時点に比べて1円70銭強のドル安・円高となっている。

 11月30日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=138円07銭前後と前日に比べて55銭程度のドル安・円高で取引を終えた。パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長が講演で、早ければ12月の会合で利上げ幅を縮小する可能性を示したことが影響し、一時137円65銭まで軟化した。

 米利上げペースが鈍化するとの見方が強まるなか、東京市場のドル円相場も軟調な展開。米長期金利が低下していることから日米金利差の縮小を意識したドル売り・円買いが出やすく、午前9時50分過ぎには8月下旬以来となる136円台後半まで押された。

 ユーロは対ドルで1ユーロ=1.0438ドル前後と前日の午後5時時点に比べて0.0085ドル程度のユーロ高・ドル安。対円では1ユーロ=142円80銭前後と同60銭程度のユーロ安・円高で推移している。

出所:MINKABU PRESS

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