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【市況】アジア株 堅調、前日の米株上昇を受けて

東京時間17:27現在
香港ハンセン指数   17523.81(+99.40 +0.57%)
中国上海総合指数  3096.91(+7.96 +0.26%)
台湾加権指数     14608.54(+66.34 +0.46%)
韓国総合株価指数  2418.01(+12.74 +0.53%)
豪ASX200指数    7231.77(+50.47 +0.70%)
インドSENSEX30種  61545.15(+126.19 +0.21%)

 23日のアジア株は堅調。前日の米国株の大幅上昇が好感されている。好決算銘柄が多かったことや売られ過ぎの修正が入ったことに加えて、原油相場の回復も相場を下支えしていた。今日のアジア市場にも好ムードが波及している。香港・上海株は午前の取引では売買が交錯したが、午後に入ると買いが優勢になった。豪州株は原油高を受けて資源関連株が買われた。
   
 上海総合指数は小幅続伸。石炭エネルギー会社の中国神華能源(チャイナ・シェンファ・エナジー)、酒造会社の貴州茅臺酒、石油大手の中国石油天然気(ペトロチャイナ)が買われる一方で、製薬会社の万泰生物(ワンタイ・バイオロジカル・ファーマシー)、無錫薬明康徳新薬開発(ウーシー・アプテ)、銀行大手の招商銀行が売られた。
   
 香港ハンセン指数は反発。インターネット検索の百度(バイドゥ)、電子商取引のJDドットコム、オンライン販売アリババグループ・ホールディングスなど年末商戦関連銘柄が高い。龍湖集団(ロンフォー・グループ)、華潤置地(チャイナ・リソーシズ)など不動産銘柄も好調。一方で、中国生物製薬など製薬会社の一角が安い。
   
 豪ASX200指数は続伸。6月初頭以来の高値水準となっている。資源・鉱山会社のBHPグループ、石油・ガス会社のウッドサイド・エナジー・グループが買われたほか、銀行大手のNAB、マッコーリー・グループ、CBA、WBCなどが高い。一方で、運輸関連のソリューション事業のワイズテック・グローバル、カジノやホテル経営のザ・スター・エンターテイメント・グループが売られた。

出所:MINKABU PRESS

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