【材料】ベスト・バイが決算受け上昇 既存店売上高、営業利益の見通し上方修正=米国株個別
家電のベスト・バイ<BBY>が上昇。取引開始前に8-10月期決算(第3四半期)を発表し、既存店売上高は減収ではあったものの予想ほどではなく、1株利益、売上高とも予想を上回った。米国市場での販売が底堅く推移した。通期については、既存店売上高の見通しを上方修正したほか、営業利益については売上高の4%を若干上回るとした。従来は4%だった。
今回の業績見通しの改善は、インフレが急速に進み、テレビ、コンピュータ、家電製品に対する米国内の需要が減退する中で、同社がうまく対応していることを裏付けている。
インフレに伴う価格上昇で消費者が自由裁量の商品の購入を手控えるようになったため、同社は人員削減を遂行している。2600万ドルの引当金の計上は主に、第2四半期に開始した合理化プログラムに関連する従業員の解雇手当によるものだと述べ、今年度中に追加費用が発生する見込みであることも示した。
(8-10月・第3四半期)
・既存店売上高:-10.4%(予想:-13.1%)
米国:-10.5%(予想:-13.4%)
海外:-9.3%(予想:-7.6%)
米エンターテインメント:-4.6%(予想:-9.5%)
電気器具:-9.6%(予想:-3.1%)
米コンピューター・携帯:-11.4%(予想:-17.6%)
米家電:-12.8%(予想:-15%)
米オンライン事業:-11.6%
・1株利益(調整後):1.38ドル(予想:1.05ドル)
・売上高:105.9億ドル(予想:103.1億ドル)
米国:98.0億ドル(予想:94.6億ドル)
海外:7.9億ドル(予想:8.5億ドル)
・粗利益率:22%(予想:22.2%)
(通期見通し)
既存店売上高:約-10%(従来:-11%)(予想:-10.8%)
(NY時間09:33)
ベスト・バイ<BBY> 77.69(+6.86 +9.69%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
今回の業績見通しの改善は、インフレが急速に進み、テレビ、コンピュータ、家電製品に対する米国内の需要が減退する中で、同社がうまく対応していることを裏付けている。
インフレに伴う価格上昇で消費者が自由裁量の商品の購入を手控えるようになったため、同社は人員削減を遂行している。2600万ドルの引当金の計上は主に、第2四半期に開始した合理化プログラムに関連する従業員の解雇手当によるものだと述べ、今年度中に追加費用が発生する見込みであることも示した。
(8-10月・第3四半期)
・既存店売上高:-10.4%(予想:-13.1%)
米国:-10.5%(予想:-13.4%)
海外:-9.3%(予想:-7.6%)
米エンターテインメント:-4.6%(予想:-9.5%)
電気器具:-9.6%(予想:-3.1%)
米コンピューター・携帯:-11.4%(予想:-17.6%)
米家電:-12.8%(予想:-15%)
米オンライン事業:-11.6%
・1株利益(調整後):1.38ドル(予想:1.05ドル)
・売上高:105.9億ドル(予想:103.1億ドル)
米国:98.0億ドル(予想:94.6億ドル)
海外:7.9億ドル(予想:8.5億ドル)
・粗利益率:22%(予想:22.2%)
(通期見通し)
既存店売上高:約-10%(従来:-11%)(予想:-10.8%)
(NY時間09:33)
ベスト・バイ<BBY> 77.69(+6.86 +9.69%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美