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【市況】アジア株 香港株は急騰、ゴールドマンは当局がゼロコロナ緩和に向け準備を始めてる可能性と指摘

アジア株 香港株は急騰、ゴールドマンは当局がゼロコロナ緩和に向け準備を始めてる可能性と指摘

東京時間14:04現在
香港ハンセン指数   16800.53(+639.39 +3.96%)
中国上海総合指数  3084.88(+14.08 +0.46%)
台湾加権指数     13235.79(+209.08 +1.61%)
韓国総合株価指数  2369.66(+21.23 +0.90%)
豪ASX200指数    6929.00(+36.54 +0.53%)
インドSENSEX30種  60911.33(-39.03 -0.06%)

アジア株はインドを除いて上昇、前週末の米株高を好感した買いが続いている。

香港株は急騰、中国当局がゼロコロナ政策の維持を表明したにもかかわらず上昇している。マーケットは最悪期が終わったと見ているもようで、株価底打ち期待で買い続けているもよう。全業種が上昇。不動産開発会社の碧桂園控股は14.2%高、CG SERVICESは12.7%高。シャオミやレノボ、JDドットコム、バイドゥなどハイテク関連も大幅高となっている。

ゴールドマンサックスは7日付けのレポートで、中国政府がゼロコロナ政策を緩和する準備をしている可能性があると指摘した。ゴールドマンは、緩和の準備には数カ月かかるとしながらも、2023年の第2四半期には緩和し始めると見ており、経済活動が本格的に再開すれば、中国株は現在の水準から20%上昇すると見ている。ノムラは経済活動再開は2023年3月以降になると予想している。
マーケットは、年内にゼロコロナ政策が緩和されることはないと見ており、来年の春頃に緩和されることを期待しているもよう。

上海株は続伸も上値は重い、ゼロコロナに伴う景気減速懸念が重石。中国国家衛生健康委員の胡翔氏は先週末、一連の戦略的措置が正しいことが証明されているとして、ゼロコロナ政策を断固として順守すると語った。中国では感染が急拡大しており、6日の新規感染者は5000人を超え、5月2日以降で最多となった。

コロナ措置により中国の鄭州市にある工場で一時的に影響が出ているとして、米アップルは「iPhone14Pro」と「iPhone14ProMax」の出荷が予想よりも少なくなると明かした。また、台湾の鴻海精密工業も同様の理由で、第4四半期の業績見通しを下方修正すると発表した。

出所:MINKABU PRESS

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