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【通貨】外為サマリー:148円20銭台で推移、米雇用統計の発表控え上げ一服商状

米ドル/円 <5分足> 「株探」多機能チャートより
 4日の東京外国為替市場のドル円相場は、午前10時時点で1ドル=148円21銭前後と2日の午後5時時点に比べて90銭弱のドル高・円安となっている。

 3日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=148円26銭前後と前日に比べて35銭程度のドル高・円安で取引を終えた。米連邦準備理事会(FRB)のパウエル議長が2日、米連邦公開市場委員会(FOMC)後の会見でインフレ抑制への強い意志を改めて示したことから米金融引き締めの長期化観測が強まり、一時148円45銭まで上伸した。

 米金利の先高観を背景に日米金利差の拡大を見込んだドル買い・円売りが入りやすく、この日の東京市場のドル円相場は堅調にスタート。きょうは週末の実質ゴトー日(5のつく日と10のつく日)とあって国内輸入企業のドル買い・円売りも意識されているようだ。ただ、今晩に米10月雇用統計の発表を控えていることから一段の上値追いには慎重なムードもあり、午前9時00分ごろに148円40銭をつけたあとは上げ一服商状となっている。

 ユーロは対ドルで1ユーロ=0.9753ドル前後と2日の午後5時時点に比べて0.0130ドル程度のユーロ安・ドル高。対円では1ユーロ=144円54銭前後と同1円10銭弱のユーロ安・円高で推移している。

出所:MINKABU PRESS

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