【通貨】外為サマリー:一時145円半ばに円高進行、強弱観対立で乱高下が続く
米ドル/円 <5分足> 「株探」多機能チャートより
先週末21日のニューヨーク市場で政府・日銀による為替介入で急激な円高に振れた流れを引き継ぎ、24日の東京市場も値の荒い展開となっている。ニューヨーク市場では147円半ばで取引を終えたが、週明けの早朝の東京市場では再びドル買い・円売りが強まり一時149円50銭台まで値を戻した。ただ、午前8時30分過ぎに一気に円高方向に振れ145円50銭前後までドルは売られた。市場には、為替介入か、との思惑も出たが実際の状況は不明で、ドル売り・円買いの一巡後は再び148円台に値を戻した。先行きには強弱観が対立しており、ドル円相場は乱高下状態となっている。
ユーロは対ドルでは1ユーロ=0.9848ドル前後と同0.0060ドル程度のユーロ高・ドル安で推移している。
出所:MINKABU PRESS