【材料】ドキュサインが決算受け上昇 ビリングの見通しを上方修正=米国株個別
電子署名のドキュサイン<DOCU>が上昇。前日引け後に5-7月期決算(第2四半期)を発表し、1株利益、売上高とも予想を上回った。ビリング(未収請求を考慮した売上高)も予想を上回っている。ガイダンスも公表しており、ビリングの見通しを上方修正した。
投資家の事前の期待が弱かったこともあり、株式市場はポジティブな反応を見せている。ただ、第3四半期のビリングの伸びがコンセンサスの6%に対し、4%に留まったことから、同社は依然として課題に直面しており、安定化するまでにはあと数四半期かかるとの指摘も出ている。
アナリストからは、同社はまだ困難から完全に脱却してはいないが、安定の兆候も見せ始めており、今回は回復の道筋への最初の重要な節目となる可能性があるとの指摘も出ていた。投資家心理が圧倒的に弱気であったため、当面は株価上昇が見込まれるとしている。
同社株は昨年8月の高値から80%超下落。
(5-7月・第2四半期)
・1株利益(調整後):0.44ドル(予想:0.42ドル)
・売上高:6.22億ドル(予想:6.03億ドル)
・粗利益率(調整後):82.0%(予想:80.4%)
・ビリング:6.48億ドル(予想:6.03億ドル)
・FCF:1.05億ドル(予想:0.92億ドル)
(8-10月・第3四半期見通し)
・売上高:6.24~6.28億ドル(予想:6.28億ドル)
・ビリング:5.84~5.94億ドル(予想:6.01億ドル)
(通期見通し)
・売上高:24.7~24.8億ドル(予想:24.7億ドル)
・ビリング:25.5~25.7億ドル(従来:25.2~25.4億ドル)(予想:25.3億ドル)
(NY時間10:01)
ドキュサイン<DOCU> 63.47(+5.52 +9.53%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
投資家の事前の期待が弱かったこともあり、株式市場はポジティブな反応を見せている。ただ、第3四半期のビリングの伸びがコンセンサスの6%に対し、4%に留まったことから、同社は依然として課題に直面しており、安定化するまでにはあと数四半期かかるとの指摘も出ている。
アナリストからは、同社はまだ困難から完全に脱却してはいないが、安定の兆候も見せ始めており、今回は回復の道筋への最初の重要な節目となる可能性があるとの指摘も出ていた。投資家心理が圧倒的に弱気であったため、当面は株価上昇が見込まれるとしている。
同社株は昨年8月の高値から80%超下落。
(5-7月・第2四半期)
・1株利益(調整後):0.44ドル(予想:0.42ドル)
・売上高:6.22億ドル(予想:6.03億ドル)
・粗利益率(調整後):82.0%(予想:80.4%)
・ビリング:6.48億ドル(予想:6.03億ドル)
・FCF:1.05億ドル(予想:0.92億ドル)
(8-10月・第3四半期見通し)
・売上高:6.24~6.28億ドル(予想:6.28億ドル)
・ビリング:5.84~5.94億ドル(予想:6.01億ドル)
(通期見通し)
・売上高:24.7~24.8億ドル(予想:24.7億ドル)
・ビリング:25.5~25.7億ドル(従来:25.2~25.4億ドル)(予想:25.3億ドル)
(NY時間10:01)
ドキュサイン<DOCU> 63.47(+5.52 +9.53%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美