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【材料】アメリカン・イーグルが決算受け大幅安 「荒れた状態」との評価も=米国株個別

 アパレルのアメリカン・イーグル・アウトフィッターズ<AEO>が大幅安。前日引け後に5-7月期決算(第2四半期)を発表し、売上高は予想範囲内だったものの、1株利益は予想を下回った。同社はまた、四半期配当を一時停止すると発表している。

 同社は声明で「四半期累計の需要動向は依然として厳しいく、ブランド収入が1桁台後半に落ち込んだ」と述べた。

 アナリストは今回の決算を「荒れた状態」と評している。四半期配当の一時停止は経営陣の見通しの甘さを表しているとも述べた。また、消費者がインフレ圧力で、アクティブおよびカジュアルから外出着に支出を移しており、同社の旗艦ブランドであるエアリーは不利なポジションにあることは明らかだとも指摘した。

(5-7月・第2四半期)
・1株利益(調整後):0.04ドル(予想:0.14ドル)
・売上高:12.0億ドル(予想:12.0億ドル)
・粗利益率(調整後):30.9%(予想:32.9%)
・店舗数:1160店(1147店)

(NY時間09:55)
アメリカン・イーグル<AEO> 10.44(-1.16 -9.97%)

MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

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