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【材料】Uiパスが決算受け大幅安 予想を下回る見通しを示す=米国株個別

 ロボット処理の自動化ソフトウエアのUiパス<PATH>が大幅安。前日引け後に5-7月期決算(第2四半期)を発表し、1株損益の赤字が予想ほど拡大しなかったほか、売上高は予想を上回っていた。

 ただ、株価は大幅安。第3四半期の売上高見通しが予想を大きく下回ったほか、通期についても予想を下回る見通しを示している。ドル高の逆風やマクロ環境の不透明要因を理由に挙げた。

 今回の決算を受けてアナリストからの投資判断の「売り」への引き下げも伝わった。「またもや期待はずれの決算となり、ペナルティーボックス行きは確定だ」と述べている。「同社は自動化における競争力のあるポジショニングと一貫した取り組みへの能力を投資家に示す必要がある。しかし、顧客企業が予算縮小の環境下で、それは難しい課題だ」とも付け加えた。

(5-7月・第2四半期)
・1株損益(調整後):-0.02ドル(予想:-0.11ドル)
・売上高:2.42億ドル(予想:2.30億ドル)

(8-10月・第3四半期見通し)
・売上高:2.43~2.45億ドル(予想:2.69億ドル)

(通期見通し)
・売上高:10.02~10.07億ドル(予想:10.90億ドル)

(NY時間10:56)
Uiパス<PATH> 13.23(-2.37 -15.17%)

MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

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