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【市況】アジア株 香港株は6カ月ぶり安値、米政権が中国テクノロジー企業への投資制限を検討 成都市ロックダウン延長も嫌気

アジア株 香港株は6カ月ぶり安値、米政権が中国テクノロジー企業への投資制限を検討 成都市ロックダウン延長も嫌気

東京時間11:00現在
香港ハンセン指数   19201.78(-250.31 -1.30%)
中国上海総合指数  3174.37(-12.11 -0.38%)
台湾加権指数     14664.33(-8.71 -0.06%)
韓国総合株価指数  2413.46(+4.05 +0.17%)
豪ASX200指数    6835.80(+7.09 +0.10%)

アジア株はまちまち。

香港株は続落、約6カ月ぶり安値をつけている。JDドットコムやアリババ、テンセント、ネットイース、バイドゥ、シャオミなどハイテク関連が総じて下落している。バイデン米政権が、中国のテクノロジー企業への投資を制限する措置を検討しているとのブルームバーグ報道が懸念されているもよう。

また、中国の景気停滞懸念も一段と高まっている。人口2100万人中国の大都市・成都市がロックダウンを少なくとも3日延長することを決定した。今年初めの上海市のロックダウンも当初は3日間の予定だったが、結局2カ月近く続いたこともあり、成都市のロックダウンも長期化するのではないかとの懸念が広まっている。深セン市の中心部ではバスや地下鉄が運行を停止し、外出を控えるよう要請している。10月開催の中国共産党大会を前に「ゼロコロナ政策」を強化し、徹底的にコロナを封じ込めようと執念を燃やしている。

上海株は下落も下値は限定的、景気支援策期待の買いが支えとなっている。中国経済日報は5日、ローンプライムレートを引き下げる必要性を主張する記事を掲載した。

出所:MINKABU PRESS

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