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三菱UFJ <日足> 「株探」多機能チャートより
三菱UFJフィナンシャル・グループ<
8306>、三井住友フィナンシャルグループ<
8316>は売り優勢ながら強弱観対立、全体相場が売り優勢に傾くなか頑強な値動きを示している。前日の米債券市場では、インフレ懸念が再燃するなかFRBによる金融引き締め姿勢が強まるとの見方で米10年債利回りが上昇基調を継続し3.1%台で推移した。米国事業を手掛けるメガバンクにとって米金利の上昇は追い風材料となる。また、株価指標面でも三菱UFJはPBRが0.5倍台で配当利回りが4.4%近辺、また三井住友FGはPBR0.4倍台で配当利回りが5.2%前後と高く、金利上昇局面でバリュー株の強みを発揮しやすい状況にある。
出所:
MINKABU PRESS