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【市況】<マ-ケット日報> 2022年8月5日

 5日の市場は日経平均が3日続伸。終値は前日比243円高の2万8175円で、6月9日以来の2万8000円台乗せとなった。前日の米国株は主要指数が高安まちまちとなったが、ハイテク株が買われた流れで日経平均はじわじわと上げ幅を広げる展開となった。2万8000円の大台も意外とすんなりと乗せており、この水準での売り物がかなり吸収されている様子もうかがえる。円相場が1ドル=132円台ま一時上昇しているがあまり重荷にはなっていない。

 昨日の米国市場は雇用統計の発表を控えダウ平均は反落した。雇用統計は9月の利上げ幅を占う上で重要な指標。雇用者数の伸びが前月から減速し平均時給の伸びも抑制されるとの見方が優勢だ。この通りなら利上げペース鈍化が有力となり市場にとっては追い風となる。また、原油先物(WTI)が約半年ぶりの安値となっていることもインフレ鈍化期待につながっている。統計発表前でとりあえず目先筋の手じまいに押されたが、ナスダック指数は続伸するなど先高観は維持されている。

 さて、東京市場は引き続き安定した需給関係から指数がしっかりと続伸している。米中対立など不透明要因もあるが最大の懸念材料であるインフレと利上げを概ね織り込んでいることが下値の強さにつながっている。2万8000円のカベも本日は大きな抵抗なくクリアしていることで、8月相場は強含みの安定基調を当面は続けそうだ。(ストック・データバンク 編集部)


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