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【材料】シンガポールのグラブが上昇 アナリストが投資判断を「買い」に引き上げ=米国株個別

 シンガポールのグラブ<GRAB>がNY市場で上昇。同社はマレーシア・シンガポールをはじめとする東南アジアの国々で、配送・モビリティ・デジタル金融サービスを提供している。筆頭株主はソフトバンク<9984>、2位はウーバー・テクノロジーズ<UBER>。

 アナリストが投資判断を「買い」に引き上げた。インドネシアとベトナムにおけるプロモーション活動の縮小で、同社の収益性が改善されると見込んでいる。非常に慎重なセンチメントと配達フランチャイズへの大幅な支払い手数料の引き下げにより損失は縮小し、同社のバリュエーションは再評価されると確信しているという。22年と23年の同社の純損失の水準はコンセンサスよりもそれぞれ17%と35%低いと見込んでいる。なお、目標株価は従来の3.50ドルから3.00ドルに引き下げた。同社株は今年に入って61%下落。

(NY時間14:07)
グラブ<GRAB> 2.69(+0.20 +8.03%)

MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

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