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【特集】決算プラス・インパクト銘柄 【東証プライム】引け後 … タマホーム、コスモス薬品、ローソン (7月11日発表分)

コスモス薬品 <日足> 「株探」多機能チャートより

―決算で買われた銘柄! 上昇率ランキング―

 企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。

 以下に挙げたのは、決算発表が「プラス・インパクト」となった可能性のある東証プライムの銘柄である。株価が決算発表前日の7月8日から11日の決算発表を経て12日大引け現在、水準を切り上げている銘柄を上昇率の大きい順にランキングした。

★No.1 コスモス薬品 <3349>
 22年5月期の連結経常利益は前の期比8.3%減の328億円になったが、23年5月期は前期比0.4%増の330億円とほぼ横ばい見通しとなった。

★No.2 ローソン <2651>
 23年2月期第1四半期(3-5月)の連結経常利益は前年同期比30.8%増の135億円に拡大し、3-8月期(上期)計画の260億円に対する進捗率は52.3%に達し、5年平均の32.2%も上回った。

★No.3 進和 <7607>
 22年8月期の連結経常利益を従来予想の44億円→56億円(前期は41.4億円)に27.3%上方修正し、増益率が6.3%増→35.3%増に拡大し、2期ぶりに過去最高益を更新する見通しとなった。

■決算プラス・インパクト銘柄

コード 銘柄名    市場  上昇率  発表日 決算期 経常変化率

<3349> コスモス薬品  東P   +7.23   7/11 本決算    0.42
<2651> ローソン    東P   +6.20   7/11   1Q    30.80
<7607> 進和      東P   +4.69   7/11   3Q    63.01
<7513> コジマ     東P   +2.49   7/11   3Q    0.65
<1419> タマホーム   東P   +1.81   7/11 本決算    5.30

<2735> ワッツ     東P   +1.66   7/11   3Q   -31.67
<7516> コーナン    東P   +1.09   7/11   1Q   -14.67
<7811> 中本パックス  東P   +0.95   7/11   1Q    -9.23
<3546> アレンザHD  東P   +0.69   7/11   1Q   -12.41

※上昇率は「決算発表前日の終値を基準とした12日大引け株価の変化率」。上昇率、経常変化率は「%」。本決算の経常変化率は今期予想。
「1Q」は第1四半期決算。「3Q」は第3四半期累計決算。

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