【通貨】来週の為替相場見通し=米6月CPIなど注視
![](/images/newsimg/n202207081019-01.jpg)
市場の関心は米金融政策に向かっており、特に今晩発表の米6月雇用統計と13日の米6月CPIが注目される。なかでも、関心が高いのは6月CPIだ。市場では5月の前年同月比8.6%上昇に対して、6月CPIは8.8%上昇との予想も出ている。また、来週は12日にドイツ7月ZEW景況感指数、14日に米6月生産者物価指数(PPI)、15日に米6月小売売上高、米7月ミシガン大学消費者マインド指数などが公表される。15日の中国4~6月国内総生産(GDP)なども関心を集めそうだ。なお、国内では10日に参院選が行われる。安倍元首相が銃撃され死去したことに対しては、「消化難の材料」(市場関係者)とみられている。
出所:MINKABU PRESS