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【通貨】外為サマリー:1ドル135円70銭台で推移、朝方の買い一巡後は伸び悩む

米ドル/円 <5分足> 「株探」多機能チャートより
 7日の東京外国為替市場のドル円相場は、午前10時時点で1ドル=135円77銭前後と前日の午後5時時点に比べ30銭強のドル高・円安となっている。

 6日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=135円95銭前後と前日に比べて10銭程度のドル高・円安で取引を終えた。米6月ISM非製造業景況指数が市場予想を上回ったことを受け、米長期金利が上昇したことがドルの支援材料となり、一時136円01銭まで上伸した。

 6月開催分の米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨の公表を波乱なく通過したこともあり、この日の東京市場は堅調にスタート。日米金利差の拡大を意識したドル買い・円売りが入りやすく、午前8時10分過ぎには136円10銭台をつける場面があった。ただ、米景気減速への警戒感は依然として残っており、ドルは買い一巡後にやや上値が重くなっている。一方、前日から急速に強まった欧州経済の悪化懸念が続くなか、ユーロは軟調な動きとなっている。

 ユーロは対ドルで1ユーロ=1.0187ドル前後と前日の午後5時時点に比べて0.0070ドル程度のユーロ安・ドル高。対円では1ユーロ=138円30銭前後と同60銭強のユーロ安・円高で推移している。

出所:MINKABU PRESS

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