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【市況】アジア株は下落、中国感染再拡大を懸念、勝利宣言した上海市で7日ぶりに市中感染

アジア株は下落、中国感染再拡大を懸念、勝利宣言した上海市で7日ぶりに市中感染

東京時間11:00現在
香港ハンセン指数   21723.06(-136.73 -0.63%)
中国上海総合指数  3377.30(-10.34 -0.31%)
台湾加権指数     14264.63(-78.45 -0.55%)
韓国総合株価指数  2301.16(-4.26 -0.18%)
豪ASX200指数    6634.00(+94.09 +1.44%)

アジア株は豪州を除いて下落。中国でコロナ感染が再び増加していることや、時間外で米株が下落していることが懸念されている。米景気減速懸念からダウ先物は200ドル超下げている。ナスダック先物は0.8%安。

香港株は0.63%安、上海株は0.31%安。中国では北京市など大都市では感染拡大に封じ込めに成功しつつあるものの、他の地域で感染が拡大している。中国東部の安徽省では3日に新規感染者が280人を超えた。また、上海市に隣接する地域でも感染者が増加している。コロナに打ち勝ったと勝利を宣言した上海市では7日ぶりに新規市中感染が確認された。

豪州株は1.44%高。不動産や公益、医療品など幅広い銘柄が買われている。あすは豪中銀理事会が開催される。インフレ圧力を抑制するため豪中銀は2会合連続で50bpの大幅な利上げに踏み切るとの見方が広まっている。一部では75bp引き上げ1.60%にするとの予想も出ている。

出所:MINKABU PRESS

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