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【材料】インドの実業家がウォルグリーンの英ブーツへの買収提案の可能性を検討=米国株個別

 インドの実業家アンバーニー氏が率いるリライアンス・インタストリーズ社がウォルグリーン・ブーツ・アライアンス<WBA>の海外ドラッグストア部門である英ブーツに対して買収提案の可能性を検討していると伝わった。ブルームバーグが関係者の話として伝えた。まだ初期段階にあるという。アンバーニー氏はこれまで、精錬に重点を置いたコングロマリットを営んできたが、10億人超のインドの消費者の開拓を支援する事業への転換を模索している。

 ウォルグリーンは今年初めから、英ブーツの売却を模索し始めており、アポロ・グローバルやTDRキャピタルなどの投資会社が関心を寄せていた。ウォルグリーンは、買収の関心が薄れれば、英国で約2200店舗を展開する英ブーツの新規株式公開の可能性も検討しているとも報じられている。なお、英ブーツの売却額は70億ポンドに上る可能性があるという。

(NY時間14:44)
ウォルグリーン<WBA> 44.39(+0.16 +0.36%)

MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

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