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【材料】コナグラ・ブランズが通期1株利益の見通しを下方修正=米国株個別

 加工食品のコナグラ・ブランズ<CAG>が取引開始前に12-2月期決算(第3四半期)を発表し、1株利益、売上高とも予想を若干上回った。中核売上高も予想以上の増収を見せている。しかし、市場はガイダンスを嫌気している模様。通期の1株利益の見通しを下方修正しており、コスト圧力を理由に挙げていた。

 アナリストからは、1株利益の下方修正自体は全く意外ではなかったが、引き下げ幅は予想より若干大きい可能性があるとの評価も聞かれた。第3四半期の予想を上回る1株利益は広告宣伝費の2桁削減とアーデント・ミルズの好調に助けられたという。

 ただ、株価は下げて始まったものの、売り一巡後は買い戻されプラス圏に浮上している。

(12-2月・第3四半期)
・1株利益(調整後):0.58ドル(予想:0.57ドル)
・売上高:29.1億ドル(予想:28.4億ドル)
・中核売上高:6%増(予想:3.3%増)
  食料品・スナック:12億ドル(予想:11.3億ドル)
  冷蔵・冷凍食品:12.4億ドル(予想:12.4億ドル)
  海外:2.41億ドル(予想:2.45億ドル)
  フードサービス:2.35億ドル(予想:2.26億ドル)
・営業利益率(調整後):13.7%(予想:14.6%)

(3-5月・第4四半期見通し)
・1株利益(調整後):0.64ドル(予想:0.70ドル)
・中核売上高:約7%増(予想:6.3%増)

(通期見通し)
・1株利益(調整後):2.35ドル(従来:2.50ドル)(予想:2.42ドル)
・中核売上高:約4%増(予想:2.8%増)

(NY時間10:37)
コナグラ・ブランズ<CAG> 34.46(+0.12 +0.36%)

MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

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