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【材料】クローガーが上昇 決算前にアナリストが投資判断を「買い」に引き上げ=米国株個別

 スーパーマーケットとコンビニエンスストアの運営を手掛けるクローガー<KR>が上昇。アナリストが投資判断を「買い」に引き上げている。同社の戦略により、8ー11%の長期的な株主還元を実現できると確信しているという。同社のオンライン販売と配送への取り組み、および、生鮮食品への注力を理由に挙げている。

 同社はeコマースへのシフトのため、オカドの技術を利用した自動倉庫を開設。ロボットが商品を回収し、それを人間に伝え、人間が仕分けして配送する。

 フロリダなどの新しい地域でオカド・シェッドを拡大することで、同社は無店舗展開が可能となる。既存市場でのオカド・シェッドは、フルフィルメントのスピード向上とコスト削減を支援すると指摘。一方、鮮度へのこだわりは、ロイヤリティを高め、リピーターを増やす鍵になるという。

 なお、同社は今週3日に決算発表を予定。

(NY時間10:30)
クローガー<KR> 48.48(+1.68 +3.59%)

MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

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