【市況】株価指数先物【寄り前コメント】 ロシア・ウクライナの停戦協議の進展を見極めるなか、方向感はつかみづらい
大阪3月限ナイトセッション
日経225先物 26640 +80 (+0.30%)
TOPIX先物 1896.0 +5.0 (+0.26%)
シカゴ日経平均先物 26650 +90
(注:ナイトセッション、CMEは大阪の日中終値比)
28日の米国市場はNYダウ、 S&P500が下落する一方で、ナスダックは上昇。日米欧がロシアの銀行を国際決済網の国際銀行間通信協会(SWIFT)から締め出す方針を打ち出したことで、情勢悪化が警戒され売り優勢の展開となった。ただし、ロシアとウクライナの代表団が初の停戦協議に臨むなか、進展を見極めたいとして売り一巡後は下げ渋る動きに。月末のドレッシング買いや金利の低下が下支えとなり終盤にかけて下落幅を縮め、ナスダックはプラスに転じた。S&P500業種別指数は自動車・同部品、エネルギー、資本財が上昇する半面、銀行、不動産、食品・飲料・タバコが下落。
シカゴ日経平均先物(3月限)清算値は、日中大阪比90円高の2万6650円で取引を終えた。日経225先物(3月限)のナイトセッションは日中比20円高の2万6580円で始まり、その後は2万6530円~2万6730円辺りでのレンジ推移を継続、米国市場の取引開始後にレンジを上放れると、一時2万6910円まで買われた。買い一巡後に軟化し2万6490円まで売られ下落に転じる場面があったものの、終盤にかけて買い戻されて2万6640円とプラスに転じて取引を終えた。
日経225先物は、シカゴ先物にサヤ寄せする格好から、やや買い先行で始まりそうだ。ロシアとウクライナの代表団による会談が行われ、双方が持ち帰って検討することで協議を終えると、先行き不透明感から大きく売られる場面は見られたが、引き続き進展を見極めるなかで方向感はつかみづらいだろう。ただし、協議の進展期待により2万6910円まで上昇する場面もあったことから、停戦に向けた進展が見られる局面では強いトレンドが見込まれるため、ショートは仕掛けづらい。
もっとも、引けにかけての米国市場の持ち直しは、月末のドレッシング買いの影響が大きかったと考えられる。そのため、米国市場の底堅い値動きに対する市場反応は限られよう。チャート上では25日移動平均線が引き続き上値抵抗線として意識される一方で、5日線が支持線として機能する可能性から、2万6400円~2万7000円辺りでの推移を想定。なお、短期的には5日線辺りを仕掛けてくる動きには警戒しておきたい。
VIX指数は30.15に上昇した。25日線を支持線としたリバウンドであり、想定内だろう。ただし、連日で陰線を形成していることから見ても、ショートには慎重と考えられる。また、昨日のNT倍率は先物中心限月で14.04倍に低下した。ナスダックの上昇からハイテク株の底堅い値動きが見込まれるため、日経平均型優位の動きからNT倍率は上昇する可能性はありそうだ。月末のドレッシング買いの影響であることから、反発する局面ではその後の低下を想定したNTショートによるスプレッド対応になろう。
株探ニュース

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