【材料】TDKが3連騰、受動部品やセンサーの販売好調で22年3月期業績予想を上方修正
TDK <日足> 「株探」多機能チャートより
第3四半期までの実績で、部品調達におけるサプライチェーン上の制約を受けて自動車市場では生産台数が伸び悩んだものの、部品搭載点数の増加や顧客の部材在庫確保の動きで受動部品やセンサーの販売が堅調に推移したことが牽引する。また、ICT市場におけるノートパソコン、タブレット端末の堅調な需要の継続や5G関連需要の拡大で二次電池、受動部品、センサーの販売が拡大したことや、データセンター向けサーバー用HDDヘッドの需要回復なども貢献する。
なお、第3四半期累計(4~12月)決算は、売上高1兆3938億円(前年同期比28.3%増)、営業利益1392億3500万円(同29.5%増)、純利益1173億600万円(同60.5%増)だった。
出所:MINKABU PRESS