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【材料】スポティファイが続伸 ローガン氏の発言に安心感=米国株個別

 音楽配信のスポティファイ<SPOT>が続伸。同社が独占配信する人気ポッドキャスト「The Joe Rogan Expreience」のクリエイター、ジョー・ローガン氏が新型ウイルスの誤情報を拡散したことで物議を醸しだしており、ニール・ヤング氏とジョニ・ミッチェル氏といった著名アーティストがスポティファイから楽曲を引き揚げる問題に発展している。

 株式市場も敏感に反応していたが、ローガン氏がこれに対して、「問題になっているコンテンツは主に信頼できる専門家であるマカロー博士とマローン博士をゲストに迎えた2回だけだとし、彼らは信用でき、経験豊富だが、主流派とは異なる意見を持っているので、意見を聞きたかった。今後は意見の異なる専門家の回も増やし、将来的にバランスを取るために最善を尽くす」と述べたことで安心感に繋がっている模様。

 また、スポティファイが問題のあるコンテンツにアドバイザリーを付けるとの発表に、その決定を支持するとし、「スポティファイが非常に協力的だったことに感謝したい。また、この件でスポティファイに起きていることを残念に思う」と語った。

(NY時間10:30)
スポティファイ<SPOT> 189.31(+16.33 +9.44%)

MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

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