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【注目】話題株ピックアップ【昼刊】:カプコン、アンジェス、ソニーG

ソニーG <日足> 「株探」多機能チャートより
■カプコン <9697>  2,605円  +131 円 (+5.3%)  11:30現在  東証1部 上昇率5位
 カプコン<9697>、スクウェア・エニックス・ホールディングス<9684>、セガサミーホールディングス<6460>、コーエーテクモホールディングス<3635>など、ゲームコンテンツを提供する銘柄が堅調に推移している。米マイクロソフト<MSFT>が18日、米ゲームソフト大手アクティビジョン・ブリザード<ATVI>を690億ドル(約7兆9000億円)で買収すると発表したことが材料。これを受け、18日の海外市場ではゲーム株が物色されており、この流れが東京市場にも波及しているようだ。アクティビジョンはモバイルゲーム「キャンディークラッシュ」などを手掛けている。

■パーク24 <4666>  1,675円  +59 円 (+3.7%)  11:30現在  東証1部 上昇率10位
 パーク24<4666>は3日続伸。18日の取引終了後に発表した12月度のグループ月次速報で、タイムズパーキングの売上高が前年同月比7.0%増となり、2カ月連続で前年実績を上回ったことが好感されている。コロナ禍においても収益化が可能な物件に絞り開発を進める一方、赤字物件の解約を行っていることなどが寄与した。また、レンタカーとカーシェア双方のメリットを取り入れた「タイムズカー」では、1台当たり利用料が前月より改善した。

■アンジェス <4563>  356円  +7 円 (+2.0%)  11:30現在
 アンジェス<4563>が大幅高。この日の寄り前、同社及びカナダのバソミューン・セラピューティクス社が重度の新型コロナウイルス感染症入院患者に対して、治療薬AV-001評価のための前期第2相臨床試験の投与を開始したと発表しており、開発の進捗を好感した買いが入っている。同試験は、重度の新型コロナ入院患者に対する二重盲検、標準医療を行うプラセボとの比較対照試験。目標集積症例数は約120例で、実施施設は15施設を予定しており、米国から開始し、続いて南米でも実施するとしている。なお、同件が22年12月期業績に与える影響は軽微としている。

■日本空港ビルデング <9706>  4,840円  +90 円 (+1.9%)  11:30現在
 日本空港ビルデング<9706>が続伸している。18日の取引終了後、東京国際空港(羽田)における国内線の旅客取扱施設の利用料について、3月1日搭乗分から引き上げると発表したことが好感されている。大人(満12歳以上)の利用料を290円から370円へ、小人(満3歳以上12歳未満)の利用料を140円から180円に引き上げる。施設に関わる固定的費用や運用経費などの変動費用が増加していることに加えて、19年10月の消費税引き上げによる影響などもあるためとしており、従来通り航空券代に含めて旅客から徴収する。なお、同件による22年3月期業績への影響は軽微としている。

■アイル <3854>  1,360円  +14 円 (+1.0%)  11:30現在
 アイル<3854>が3日続伸している。複数ネットショップを一元管理する自社クラウドサービス「CROSS MALL」が、ルームクリップ(東京都渋谷区)が提供するECショッピングモール「RoomClip(ルームクリップ)ショッピング」と、注文情報・在庫情報の連携を開始したと発表しており、これが好材料視されている。今回の連携により、「RoomClip ショッピング」に出店している複数ネットショップを展開する企業は、「CROSS MALL」が管理している注文情報を反映することで、「RoomClip ショッピング」の在庫数と共有することが可能となり、在庫を一元管理できるようになる。これにより、売り残しリスクを軽減した商品の出品が可能となり、業務効率化だけではなく、販売促進にもつなげることができるとしている。

■三井不動産 <8801>  2,328円  +21 円 (+0.9%)  11:30現在
 三井不動産<8801>が反発している。きょう付の日本経済新聞朝刊で「デジタルアート販売に参入する。東京・日本橋に専用ギャラリーを5月に開く」と報じられており、これが好材料視されているようだ。記事によると、リアルなギャラリーだけではなく、デジタル上の空間も設けてNFT(非代替性トークン)をひも付けた約20点を展示販売するという。デジタル技術を活用したコンテンツを生かすことで来街者の裾野を広げる考えで、商業施設の「ららぽーと」などでの実施も検討するとしている。

■ソニーグループ <6758>  12,885円  -1,345 円 (-9.5%)  11:30現在  東証1部 下落率2位
 ソニーグループ<6758>が急落。前日終値は1万4200円台だったが、きょうは一時10%安まで売り込まれ1万3000円大台をも一気に割り込んだ。売買代金は全上場企業のなかで群を抜いている。全体相場がリスク回避に傾くなか、米長期金利上昇などを背景に日米ともにハイテクセクターには向かい風が強い。同社株はこれまで半導体関連のニューシンボルとして頑強な値動きを続けてきたが、きょうは空売りも交え売り注文が集中し、マドを開けて75日移動平均線を下抜ける形となっている。米マイクロソフト<MSFT>が18日、ゲーム大手の米アクティビジョン・ブリザードを買収すると発表したが、これによるゲーム分野での競合激化の思惑もネガティブ材料視されているもようだ。

■東京エレクトロン <8035>  61,770円  -3,790 円 (-5.8%)  11:30現在
 東京エレクトロン<8035>、レーザーテック<6920>など半導体製造装置の主力株やシリコンウエハー大手のSUMCO<3436>など半導体セクターへの売り圧力が強まっている。前日の米国株市場では金利の上昇基調が強まるなか全面安商状となったが、特にハイテク系グロース株には向かい風が強く、半導体関連株の下げが際立った。半導体製造装置首位のアプライド・マテリアルズ<AMAT>が8.8%と大きく売り込まれたほか、ザイリンクス<XLNX>やエヌビディア<NVDA>などの下げも目立っており、フィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)は4.4%の急落となった。東京市場でもこの流れを引き継ぎ、半導体関連株は下値を探る展開を余儀なくされている。

■日経レバ <1570>  14,495円  -525 円 (-3.5%)  11:30現在
 NEXT FUNDS 日経平均レバレッジ・インデックス連動型上場投信<1570>が大幅続落。日経平均に連動するように組成されたETFで価格変動率が日経平均株価の2倍に基本設定されていることから、全体相場のボラティリティが高まる場面では、個人投資家を中心とした短期資金の流入が活発化する。きょうは前日の米国株市場でNYダウが500ドルを超える下げをみせたほか、ハイテク株比率の高いナスダック総合株価指数も400ポイント近い急落となったことを受け、全体相場はリスクオフ一色の展開となっており、大きく下値を試す動きとなっている。なお、日経レバの売買代金は全市場を通じてトップとなっている。

■トヨタ自動車 <7203>  2,351円  -72.5 円 (-3.0%)  11:30現在
 トヨタ自動車<7203>が3日ぶり大幅反落。年初からほぼ一貫した上昇波動を形成し全般主力株が軟化するなかで最高値街道を走る異彩の強さをみせていたが、足もとでは全体相場の地合い悪に抗せず、売りに押される展開を余儀なくされている。半導体不足や新型コロナウイルス感染拡大に伴うマンパワー不足など、サプライチェーン問題が自動車の生産体制に多大な影響を与え、今年度の世界生産が計画ラインの900万台に届かない見込みと伝わったことが、ネガティブ材料として売りのニーズを増幅させている。

■シマノ <7309>  27,150円  -545 円 (-2.0%)  11:30現在
 シマノ<7309>が5日続落している。18日の取引終了後、1月25日付で40万株(発行済み株数の0.43%)の自社株を消却すると発表したが、全般相場の下落もあって好材料視する動きは限定的となっている。なお、消却後の発行済み株数は9199万株となる予定だ。

■ウエルシア <3141>  3,140円  -55 円 (-1.7%)  11:30現在
 ウエルシアホールディングス<3141>は続落。同社は18日取引終了後、ドラッグストア運営のコクミン(大阪市住之江区)及びフレンチ(大阪市住之江区)と資本・業務提携を行うと発表した。ウエルシアでは6月1日に、コクミンは議決権割合76.26%、フレンチはすべての株式を取得する予定で、クロージングに向けて今後協議を開始する。取得価格は非公表。2社は専門性の高いドラッグストアを北海道・関東・関西・九州など主要都市の大型商業施設・空港・駅前駅中・繁華街・住宅地などの好立地に出店している。子会社化により、都市型店舗、全国への出店網拡大が図られるとしたが、全体相場の地合いが悪化しているなか、好反応は限られているようだ。

■三菱UFJ <8306>  695円  -8.9 円 (-1.3%)  11:30現在
 三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>をはじめメガバンクが揃って続落スタートとなった。米長期金利上昇を背景とした運用環境の改善期待を追い風に、PER、PBRともに割安感が際立ち、高配当利回りにも着目した買いが続いていたが、足もとでは利益確定を急ぐ動きが表面化している。ここにきてインフレに対する懸念からFRBの金融引き締め前倒しに対する思惑が一段と強まり、米国債券市場では長期金利の上昇基調が強まっている。金利上昇は大手金融株にとって基本的にプラス材料だが、前日はゴールドマン・サックス<GS>が発表した21年10~12月期決算が不調だったことで、株価は7%安と急落し、他の金融株も軒並みこれに追随して売り込まれるリスク回避色の強い地合いとなった。米国ではインフレに伴う賃金上昇圧力が警戒されており、金利上昇が金融株の買いに直結しない状況となっている。東京市場でもリスクオフの連鎖でメガバンクの上昇に歯止めがかかっている。

■バーチャレク <6193>  1,367円  +300 円 (+28.1%) ストップ高買い気配   11:30現在
 バーチャレクス・ホールディングス<6193>がストップ高1367円水準でカイ気配となっている。18日の取引終了後、22年3月期の連結業績予想について、売上高を61億5000万円から62億円(前期比10.1%増)へ、営業利益を3億円から4億8000万円(同2.9倍)へ、純利益を2億4000万円から3億8000万円(同3.5倍)へ上方修正したことが好感されている。同社はコールセンターの運営受託やシステム開発などを手掛けるが、各事業セグメントが順調に伸長しプロジェクト利益率の向上や、販管費を含めた継続的な経費削減が想定を上回る見込みとなったことが要因としている。

■シックHD <7365>  610円  +100 円 (+19.6%) ストップ高買い気配   11:30現在
 シック・ホールディングス<7365>がカイ気配。18日の取引終了後、光通信<9435>が子会社を通じ、同社に対して完全子会社化を目的にTOBを実施すると発表した。TOB価格を1株730円としており、これにサヤ寄せする格好となっているようだ。光通信は現在、シックHD株の51.85%を所有している。買い付け予定数は1127万6529株(下限626万6500株、上限設定なし)で、買い付け期間は19日から3月3日まで。なおTOB成立後、同社は所定の手続きを経て上場廃止となる予定で、これを受けて東京証券取引所は18日付で監理銘柄(確認中)に指定している。

■アピリッツ <4174>  707円  +100 円 (+16.5%) ストップ高買い気配   11:30現在
 アピリッツ<4174>はストップ高カイ気配。同社は18日取引終了後、22年1月期単独業績予想について、売上高47億5400万円(前期比22.2%増)は据え置いたものの、営業利益を8600万円から2億4300万円(同6.1%増)へ、純利益を2500万円から1億3300万円(同6.4%増)へ上方修正すると発表した。また、未定としていた年間配当予想は5円(前期は無配)と開示しており、好感されている。Webソリューション事業、オンラインゲーム事業で人員配置の適正化や外注費抑制などの原価低減策を実施したことにより、費用低減が図られたため。あわせて、22年1月期連結業績予想を売上高47億5400万円、営業利益2億4300万円、純利益1億3300万円と開示した。ムービングクルーの完全子会社化に伴って連結業績予想を算出したとしているが、1カ月のみであることから影響は軽微であり、個別業績予想との差異はないとしている。

●ストップ高銘柄
 アミタホールディングス <2195>  1,573円  +300 円 (+23.6%) ストップ高   11:30現在
 など、4銘柄

●ストップ安銘柄
 なし

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