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【市況】後場の日経平均は623円安でスタート、ソニーGやソフトバンクGが安い/後場の寄り付き概況

日経平均 <1分足> 「株探」多機能チャートより

日経平均 : 28708.76 (-623.40)
TOPIX  : 2009.16 (-30.11)


[後場寄り付き概況]
 後場の日経平均は前日比623.40円安の28708.76円と、前引けから更に下げ幅を広げてスタート。ランチタイム中の225先物は28650~28720円のレンジでもみ合い。ドル・円は1ドル=115.90-00円前後と朝方から10銭ほど円高水準での動き。アジア市況では上海総合指数および香港ハンセン指数が揃って軟調。12月開催分の連邦公開市場委員会(FOMC)議事録から、改めて大きくタカ派にシフトした連邦準備制度理事会(FRB)の姿勢が窺えた。金利先高警戒感からハイテク株やグロース(成長)株に総じて売りが広がっている。今晩以降の米株市場が下げ止まるかどうかを見極めたいとの思惑もあり、買いの手は限られているようで、日経平均は前場同様、下値模索の展開が続いている。

 セクター別ではサービス業、精密機器、電気機器を筆頭にほぼ全面安。上昇しているのは保険業、鉄鋼、輸送用機器などに限られている。東証1部の売買代金上位では、ソニーG<6758>、レーザーテック<6920>、ソフトバンクG<9984>、東エレク<8035>、ファーストリテ<9983>、キーエンス<6861>、リクルートHD<6098>、エムスリー<2413>などを筆頭に大きく下げている銘柄が目立つ。一方、トヨタ自<7203>、商船三井<9104>、塩野義製薬<4507>、NTT<9432>が堅調。
《CS》

 提供:フィスコ

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