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【通貨】外為サマリー:1ドル112円90銭台で推移、リスク回避で流動性の高いドル需要も

米ドル/円 <5分足> 「株探」多機能チャートより
 2日の東京外国為替市場のドル円相場は、午前10時時点で1ドル=112円97銭前後と前日の午後5時時点に比べ40銭強のドル安・円高となっている。

 1日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=112円78銭前後と前日に比べ40銭弱のドル安・円高で取引を終えた。米国で新型コロナ「オミクロン株」の感染者が初めて確認されたことが影響し、一時112円67銭と約1か月半ぶりの水準まで軟化した。

 ただ、投資家のリスク回避姿勢が強まる局面では流動性の高いドルを買う動きもあり、東京市場に移ってからは下げ渋る展開。前日の米市場で主要株価指数が大きく下落したにも関わらず、日経平均株価の下げが限定的となっていることが投資家心理の更なる悪化に歯止めをかけている面もあるようだ。

 ユーロは対ドルで1ユーロ=1.1316ドル前後と前日の午後5時時点に比べて0.0020ドル強のユーロ安・ドル高。対円では1ユーロ=127円84銭前後と同70銭強のユーロ安・円高で推移している。


出所:MINKABU PRESS

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